気温が下がり始める秋から乾燥対策を強化

秋になり過ごしやすい日々になってきましたが、スキンケアにおいては油断禁物です。冬へと向けて少しずつ気温が下がる中で気をつけることは、ずばり、肌の乾燥対策！ 気温が低下すると空気中に含まれる水蒸気の量（飽和水蒸気量）が下がるため、含みきれなくなった水蒸気が水滴などに代わりやすくなります。さらに、空気中の水分量が減ることで湿度も低下し、空気も乾燥。すると、肌の水分が蒸発しやすい状態に。空気が乾燥する冬に潤い重視のケアを行うのは当然ですが、少しずつ気温が下がり始める秋から本腰を入れるのが正解です。

肌の乾燥が美容に及ぼす影響は？

肌が乾燥すると、美容面において以下のような影響を与えます。

■老け見えする
■コラーゲンやエラスチンが減少して、シワやたるみといった症状が現れる
■角質層が剥がれ、肌のバリア機能が低下する

トラブルを寄せつけない、みずみずしい肌でいるためにも、乾燥対策は今からしっかり行いましょう。

ドラッグストアで買える潤いシートマスク４選

乾燥対策におすすめなのが、“シートマスク”。肌荒れを防ぐスキンケアは毎日のこまめな保湿が大切です。今回は気軽に寄れるドラッグストアで買ったコスメの中から、しっかり潤いを感じることができたシートマスク４選をご紹介します。

先端再生医療で注目される成分を配合したシートマスク

LuLuLun（ルルルン） ハイドラ EX マスク 7枚入り ￥880（編集部調べ）

肌への親和性が高い保湿成分「ヒト型セラミド※1」や、高い水分保持力が特徴の「吸着型ヒアルロン酸※2」など多様な保湿成分が配合されていて、弾力とくすみを払拭した肌を叶えます。

※1 保湿成分：セラミドAP、セラミドNP　※2 保湿成分：ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム

肌を包みこんで密着する“メルティーフィールシート”が心地よい使用感。

注目すべきなのは、次世代の美容成分として話題の整肌成分「ヒト脂肪由来間葉系細胞エクソソーム」と「グルタチオン※3」を配合している点。この2つの成分が角層のすみずみまで届くことで、肌を健やかに保ち、潤いたっぷりな肌へと導きます。

※3 整肌成分：グルタチオン、アルブチン、レシチン

むきたての桃のような、みずみずさを実感

ANUA（アヌア） 桃70 ナイアシンセラムマスク 7枚入り ￥990（編集部調べ）

韓国の化粧品ブランドであるアヌアの桃パックには、保湿成分であるナイアシンアミドが配合されていいます。表皮の上層部でセラミドの合成を促し、水分保持能力の向上に働きかける成分だけあって、使用後はしっとり。

セラムはみずみずしいピンク色ですが、着色料ではなく保湿成分B12本来の色。桃の美容成分に加え、3種ヒアルロン酸が乾燥した肌を保湿します。

ピリピリ感が話題！ 乾燥と毛穴にアプローチ

Numbuzin（ナンバーズイン）3番 すべすべキメケアシートマスク 4枚入り ￥1090（編集部調べ）

ナンバーズインのシートマスクシリーズの中でも3番はとくに人気。ビフィズス菌とガラクトミセスという発酵エッセンスによる毛穴に対するアプローチで、肌のキメの整いを感じることのできます。

シートは薄くピタッと密着します。SNSでも話題になっていたように、ピリピリ感やヒリヒリ感がありますが、これは有効成分が開いた毛穴を引き締める際の現象です。

米の美容成分でもっちり肌に

毛穴撫子 お米のマスク 10枚入り ￥715（編集部調べ）

100％国産米由来の「ライスセラム」を配合したシートマスクです。使い心地は、さっぱりしているので使いやすい！ シートはそれほど粘着性を感じないさらっとした触り心地なのに、使用した後は潤ったしっとり肌に。

４種のライスセラムの中でも米発酵液は潤いに特化し、働きかける成分。米ぬか油は肌弾力、米セラミドは角層のバリア機能をサポート、米ぬかエキスはキメを整えるという役割を持っており、米のパワーでふっくらとした肌に導いてくれます。

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シートマスクは夜のスキンケアに取り入れるのはもちろん、朝のスキンケア時の使えば化粧ノリもよくなりおすすめです。乾燥対策グッズの１つとして、日々のケアにぜひ取り入れてみてください。

 

※取材・文／玖々里まや（医療従事者としての勤務経験を活かしながら、コスメや美容の魅力を発信中）https://cosme-ken.org/ccagency/archives/member/3558

※記事内で紹介した製品はすべて本人の私物です。