肌が乾燥しやすくなる秋冬。ファンデーションのノリが悪くなったり、粉ふきが気になったりと、メイクのノリに悩む方も多いのではないでしょうか。
そこでおすすめなのが、朝の肌にうるおいを仕込む朝用クリームです。乾燥を防いで、メイクの仕上がりを高める効果が期待できます。
本記事では、3つの朝用クリームをご紹介。朝のメイク前に、ぜひ取り入れてみてください。
目次
独自成分でうるおいチャージ!ふわっと軽い朝用クリーム
SHISEIDO エッセンシャルイネルジャ ハイドレーティング デークリーム 50g 7,700円
SPF20/PA+++
資生堂が独自に開発した複合成分「REDヒアルロン酸GL※」を配合したクリームです。「REDヒアルロン酸GL※」は、通常のヒアルロン酸よりも肌に浸透しやすいアセチルヒアルロン酸や、オタネニンジンエキス、グリセリンなどを混合させた保湿成分。ミックスすることで、皮膚への浸透力が高められています。水分を抱え込み、みずみずしくうるおいのある肌を持続させてくれる印象です。
※保湿成分:赤い実がつくオタネニンジンの根から抽出したエキス、ヒアルロン酸Na、アセチルヒアルロン酸Na、グリセリン
ふわっと軽やかな、スフレのようなテクスチャーが特長。乳液とクリームを兼ね備えているので、とても伸びがよく、さらっと肌になじみます。ベタつかないので塗った直後でもファンデーションが均一に伸びやすく、ヨレが気になりにくい仕上がりに。朝の限られた時間の中でもベースメイクがさっと整う、頼もしい存在です。
50gと大容量なので、毎日たっぷり使えるのもうれしいポイントです。
赤ちゃんを守る「胎脂」から着想!元祖朝用クリーム
KANEBO クリーム イン デイⅡ(医薬部外品) 40g 9,350円
SPF30/PA+++
「朝用クリーム」という新習慣を広めた名品とも言えるのが、KANEBOの「クリーム イン デイⅡ」。2025年9月にリニューアルしました。赤ちゃんを乾燥から守る「胎脂」に着想を得て、水を抱え込む油を採用しています。さらに、肌あれやニキビを防ぐ、ニコチン酸アミドとグリチルリチン酸カリウムをWの有効成分として配合しています。
油分高めのこっくりしたクリームを塗り広げると、肌表面に均一な油膜が張られる感覚。うるおいを閉じ込め、水分の蒸発を抑えてくれるように感じられます。乾燥が厳しい時期でも、保湿力を実感できる心強いアイテムです。
クリームの油分でその後のファンデーションもぴたっと密着し、しっとりとツヤ感のある仕上がりに。「メイクが乾燥でヨレる」とお悩みの方に、ぜひ試していただきたい一品です。
忙しい朝の時短に!多機能なプチプラ朝用クリーム
excel デイスキンコンフォート 43g 2,310円
SPF32/PA++
美容液・クリーム・化粧下地・日焼け止めという、1つで4役の機能を持つexcelの「デイスキンコンフォート」。スキンケア用品としては高めのSPF32・PA++という紫外線カット効果を誇ります。化粧水後はこれを塗るだけでOK!朝の支度がグッと楽になるのが魅力です。
やわらかいクリームが肌の上でなめらかに伸び、みずみずしい使用感。保湿感を感じつつもベタつきは控えめです。薄い油膜が肌を保護してくれている感覚で、しっとり感が続きます。
自然なツヤ感がありながら、その後のメイクを邪魔しない仕上がり。ファンデーションを塗り広げてもモロモロが出ることなく、均一になじみます。
「乾燥が気になるけれど、朝からクリームは重たく感じる」という方におすすめ。「朝にクリーム」のハードルを下げてくれます。
今回は乾燥が気になる秋冬に使いたい、朝用のクリーム3点をご紹介しました。朝のうちに保湿力の高いクリームを仕込んでおくことで日中の乾燥を防ぎ、肌のしっとり感が続きます。さらにファンデーションの仕上がりもアップし、崩れを気にせず快適な一日に。メイクを楽しむためにも、朝にクリームを使用する習慣をつけてみませんか?
取材・文/中山ハナ(元化粧品メーカー研究職。化粧品原料開発および製品の処方開発に従事。化粧品業界最大の展示会である、CITE Japanにて技術発表の経験あり。現在はフリーランスとして、Web記事の執筆や専門学校の化粧品学講師を務めている。Xでライターとしての日常を発信中。@nakayama__hana)
※記事内で紹介した製品はすべてライター私物です。
※記事掲載商品の価格は、編集部調べ・税込価格です。
