冷え解消法
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朝晩の寒暖差が厳しい季節に。おすすめの冷え解消法5選

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TERACOYA 編集部

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“冷え”は女性の身体や肌にとって大敵。まだまだ朝晩の寒暖差が厳しい春先。今すぐ取り入れられる冷え解消法をご紹介します。

目次

そもそも体が冷えると体調や肌にどんな影響を与えるの?

身体は寒さにさらされると、体温が下がるのを防ごうとして血管が収縮し、指先や肌表面への血流を減少させて身体の中心に血液を集めようとはたらきます。その結果、老廃物が流れにくくなったり、手先や足先の冷え、肩こり、むくみ、肌荒れ、肌の乾燥といった悩みとなってあらわれます。

ニキビができやすい、肌荒れが治りにくい、シミやたるみが気になる、赤みがでやすい、といった肌悩みを持っている方は血行不良の可能性があります。

冷え解消法1_ 入浴

普段シャワーだけで済ませている方は、ぜひ入浴をしてみて。3840℃のお湯に610分程浸かるだけで身体全体が温まります。温かさで血管が拡張し、身体全体に水圧がかかるので巡りが良くなります。副交感神経を優位にし、入眠しやすくなる効果も期待でき、疲労や倦怠感を感じやすい方へおすすめです。温め効果を謳った入浴剤を使用するのも◎。

冷え解消法2_ 運動

運動といっても簡単に身体を動かす程度の軽い運動でOK。たとえば、エスカレーターではなく階段を使ってみたり、ふと時間が出来たときに手首や足首をグルグル動かしてみたり。肩甲骨を動かすように両肩を回す運動も全身の血液の巡りをよくするのでおすすめ。デスクワークの方なら、意識して休憩をとり、立ち上がって動くことで足に溜まった血液を循環させましょう。

冷え解消法3_ 水分補給

暑い時期に比べると春先は水分補給の回数が減りがち。水分不足の状態になると、血液の巡りも悪くなり、その結果冷え性になりやすくなります。常温もしくは温かい飲み物をこまめに飲むようにしましょう。

冷え解消法4_ 食生活の見直し

食材には身体を温める、あるいは冷やすといわれているものがあります。冷えを感じやすい時期は、身体を温めるといわれている食べ物を積極的に摂るようにしましょう。

[身体を温めるといわれている食べ物の一例]
・根菜類(ごぼう、にんじんなど)
・香味野菜(にんにく、しょうが、玉ねぎなど)
・タンパク質(肉、魚、卵)
・発酵食品(漬物、チーズなど)
・色の濃い食品(黒砂糖、黒豆、海藻など)
・お酒(日本酒、赤ワイン、焼酎、梅酒)
・ココア

[身体を冷やすといわれている食べ物の一例]
・南国のフルーツ(バナナ、パイナップルなど)
・夏野菜(きゅうり、トマトなど)
・お酒(ビール、ウイスキー)
・コーヒー

冷え解消法5_ 衣服の着用方法

血流が滞りやすい首、手首、足首は極力冷やさないように。気温が下がる朝夕はストールや靴下などで冷たい空気に触れないようなひと工夫を。締めつけ感のある衣服が血流を悪くし冷えの原因となることもあるので、ゆったりしたシルエットや温かい素材のもの、発熱素材を使用しているものを着用するのもよいでしょう。


 冷えにより血流だけではなく、免疫力も低下するといわれています。感染症も流行りやすい季節ですので、いつもの生活に少し意識を持つことで、健やかな身体と肌に整えましょう! まずはひとつ、さっそく実践してみてくださいね。

取材・文/Yumikko(幼少期より美容に興味を持つ。美容専門学校卒業後、スキンケア専門メーカーにて12年間勤務。接客、フェイシャル施術、スタッフ育成、セミナー講師、営業職で活躍。スキンケアに加えて食事や生活のアドバイスも行う。肌には心理状態も大きく関係していると感じ、心理学を学ぶ。肌カウンセリング数は10,000人以上)
https://cosme-ken.org/ccagency/archives/member/4691

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