
少しずつ過ごしやすくなってきた季節。でも、猛暑日が続いた夏を過ごした肌にはシミの予備軍が潜んでいます。そこで、コスメライターが実際に使って良かった、今の時期に使いたい美白&抗炎症コスメをご紹介します。
シミ予防には抗炎症ケアを!

秋の始まりは紫外線が徐々に弱まるとはいえ、夏の間にたっぷり浴びた紫外線によって肌内部では微弱な炎症が続きます。それが要因となり、メラノサイトが活性化され、シミのもととなるメラニンが生成されるのです。今の時期は抗炎症ケアによって肌荒れを予防することで、シミ発生のきっかけを多角的にブロックしましょう。
夏から秋にかけて肌荒れしやすいのはなぜ?
夏から秋の肌が荒れる原因として、以下のようなことが考えられます。
■紫外線による肌ダメージ
5~9月は紫外線量がピークになるため、肌がダメージを受けやすい。
■気温差
室内外の寒暖差が肌のストレスになる。
■皮脂や汗
暑さ・睡眠不足・日常のストレスにより、炎症物質を発生させる皮脂「遊離脂肪酸」が急増。また、汗が蒸発して残った成分が肌の刺激に。
■乾燥による肌のバリア機能の低下
冷房による湿度の低下や汗の放置により、肌の水分が蒸発。すると肌の乾燥が加速し、バリア機能が低下する。
とくに近年は猛暑が長引き、紫外線量は右肩上がり。日常的なケアで肌荒れ予防をする必要がありそうです。
酷暑の肌を整えるおすすめの美白&抗炎症コスメ
コスメライターが試して「よかった!」と感じた、美白有効成分&抗炎症成分入りの薬用スキンケアをご紹介します。
気になる夏肌&夏あと肌の不調をまとめてケア

(左)ファンケル トイロ バランシングドロップ[医薬部外品]120ml (右)同 バランシングミルク[医薬部外品]120ml
肌表面の皮脂・潤いのバランスを整え、いつでも調子のいい肌へと導くファンケルの新スキンケアシリーズ「toiro(トイロ)」の化粧液と乳液。さまざまな肌の不調が目について、素肌に自信が持てなくなったときに手が伸びます。「まず何からはじめようか……」と悩む時間が減って、ストレスフリーに。
今ある透明感を守り抜きたいのなら!

(左)薬用雪肌精 ブライトニング エッセンス ローション[医薬部外品]200ml(右)同 エマルジョン[医薬部外品]140ml
「雪肌精」は、透明感を阻害する肌内部の2つの滞り“メラニンの滞り” “肌あれの滞り”に着目し、化粧水・乳液をリニューアル。翌朝は、透明感ケアのパイオニアならではの手応えに感動! アルコールの揮発感も気にならないので、日差しをたっぷり浴びたあとも、心地よくお手入れすることができています。
プチプラで時短ケアも集中ケアもできる名品

ちふれ 美白 うるおい ジェル[医薬部外品] 103g
化粧水・美容液・乳液・クリーム・化粧下地・部分用美容液・マスク・スリーピングマスクという8役を1品で担うオールインワンジェル。ぷるぷるのジェルが肌の上で弾けて、みずみずしくなじみます。1品でも充分なくらいの保湿感があるのに、いつものお手入れにプラスしてもべたつきが気にならないので驚きました。
年々過酷さが増している夏。スキンケアを賢く選んで、環境の変化にも負けないたくましい素肌を育みましょう。
※記事内で紹介した製品はすべて本人私物です。