
冬のスキンケアで特に意識したい保湿。しっとりとした肌を目指すなら、肌をやわらげてうるおいを守る「美容オイル」を取り入れるのも一つの手です。また乾燥は肌だけではなく髪の毛も乾燥します。そこで今回はフェイスオイルの効果や特徴を解説するとともにヘアオイルもご紹介します。
美容オイルとは?
油性成分を中心に作られたアイテムで顔や髪、体などに使えるオイルのことを指します。単一のオイルのだけで作られたものに加え、複数のオイルをブレンドしたものなど種類もさまざま。オイルに含まれる油分によって保湿をしたり、肌を柔らかくしたりする働きが期待できます。
美容オイルの種類と特徴
選ぶ際は、配合されているオイルにも注目してみてください。種類によって得られる効果やテクスチャーに違いがあります。特徴を押さえてより自分に合った美容オイルを選びましょう。
アルガンオイル
植物由来のオイル。エモリエント効果や紫外線から肌を守る効果が高いと言われています。テクスチャーはサラッとしていて、用途の幅も広め。
スクワランオイル
ザメの肝臓やオリーブの果実などから抽出されるスクワレンが原料のオイル。肌表面を覆い、潤いを与える効果が高く、サラサラで使いやすいものが多いです。
ホホバオイル
ホホバという多年草の種子から抽出したオイル。肌の乾燥ケア対して高い効果が期待できます。
ツバキオイル
日本の固有種であるヤブツバキの種子から搾ったオイルで、テクスチャーはやや重め。保湿効果が高いと言われ、ヘアケアだけでなくスキンケアにも適しています。
馬油
馬の脂肪から抽出したオイルで、古くから肌荒れ対策アイテムとして親しまれています。ヒトの皮脂に近く、キメを整えて潤いのある肌に。常温で固まりやすく、テクスチャーはこってり。
コスメライターおすすめのオイル4選
なじみがよく、ベタつきにくいヘアスタイリングオイル

NiNEマルチスタイリングオイル リッチ 100mL ¥3,080
アルガンオイル、コメぬか油、コメ胚芽油の植物性オイルをブレンドしたヘアスタイリングオイル。束感も出し安く、乾燥で朝、髪が広がってしまう人に特におすすめです。ヘアスタイリングオイルですが、肌への使用もOK。ゼラニウム&バーベナの甘すぎない柑橘系の香りもリラックスできて◎。
使い方は自分しだい! コスパも良い万能オイル

無印良品 ホホバオイル 200mL ¥2,490
ホホバの種子から搾ったオイルを化粧用に精製していて、肌なじみの良さやサラッとした使用感が特長。無香料・無着色だから手持ちのクリームに混ぜて使用すれば、クリーム+オイルの効果で、よりしっとり。フェイスマッサージや頭皮マッサージにもぜひ。価格も手頃なので気負わずたっぷり使える点も嬉しいポイントです。
成分にこだわったオーガニックマルチオイル

メルヴィータ ビオオイル アルガンオイル 50mL ¥5,610
アルガンオイルを主役にした美容オイル。軽やかながら適度にしっとり感もあり、化粧水前のオイルとしてもちょうどいいテクスチャーです。オイルを1滴ずつ出せるため、使い勝手も抜群! 自然由来成分、オーガニック成分で構成されていて、乾燥で敏感に傾いた肌にも使いやすく、マッサージオイルやヘアオイルとしても活用中。
プチプラが嬉しい。全身に使える軽めの多機能オイル

大島椿 60mL ¥1.980
髪・頭皮・肌に使える多機能オイル。椿油だけを使用した、無香料・無着色・天然椿油100%の植物性オイルです。刺激が少なく、髪や肌になじみやすい点が人気。ニオイやベタつきもなく、お手頃価格なため、体のマッサージにも惜しみなく使えます。コンディショナーに数滴混ぜて使うと、まとまった髪に仕上がるのでおすすめ。
保湿は水分・油分のバランスが大切ですが、乾燥する冬は、油分のチャージを特に念入りに。またマルチオイルを活用して保湿までの時間を短くすることも、肌を乾燥させないケアのポイントになります。美容オイルで肌にも髪にも潤いを与え、乾燥する季節を乗り越えましょう。
取材・文/Yuka(化粧品OEM会社に勤務し、法人の化粧品企画を担当。営業や市場調査、社内SNS運用も兼務し、化粧品業務全般に従事。美容ライターとしてWebサイトの記事の執筆も開始。仕事での経験、知識を活かし、読者に「読んでみたい」と思わせる記事執筆を心がけている)
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