380VIEWS

自然のめぐみで健やかに。「丸善製薬 植物由来原料勉強会2024」レポート【PR】

アバター画像

TERACOYA 編集部

  • LINE
  • Facebook
  • X

今回で8回目となる「植物由来原料勉強会」。植物由来原料を扱う原料会社による勉強会として、スキンケア編と食品編の2本立てで開催されました。スキンケア編ではユキノシタエキスやウメ果実エキスなどの注目成分を、食品編では機能性表示食品にも含まれる成分を解説。見て、触れて、味わって……と、五感を使って学べる勉強会でした。

目次

スキンケア編|取り出し方によって異なる? 抽出の奥深さ

植物由来原料を学ぶにあたり、抽出について確認します。抽出とは「溶媒を用いて成分を取り出す」こと。絞るのではなく、溶媒となる液体の中で成分を取り出す方法です。同じ植物でも、抽出方法によって得られるエキスはさまざま。一例として、熱水抽出と水抽出の緑茶を飲み比べました。渋みとまろやかさの違いはわかりやすく、解説を聞く参加者はそれぞれに頷きます。甘草も、部位や方法によって複数のエキスが抽出される植物です。葉からカンゾウ葉エキス、根からグリチルリチン酸ジカリウムなど、それぞれの性質を利用して成分を取り出しています。

スキンケア編|注目の植物由来スキンケア原料で美しく

植物由来原料の中でもスキンケア原料として注目されているのが、ユキノシタエキスとウメ果実エキス。各成分の魅力が、さまざまなデータとともに示されました。

ユキノシタエキスは、植物のユキノシタから得られる成分。ユキノシタは常緑植物で、雪の下でも葉が枯れずに越冬することから名づけられたとする説もあります。ニキビに悩まされている方に、特におすすめの成分だそう。

ウメ果実エキスはウメの果実から得られる成分で、黄ぐすみの原因である「糖化」に着目して開発されたもの。肌にハリを与える成分としても注目です。

食品編|機能性表示食品にも含まれる植物由来原料

食品には、機能性の表示ができない「一般食品」と、機能性の表示ができる「保健機能食品」があります。さらに保健機能食品の中でも、市場として急成長しているのが機能性表示食品。機能性表示食品に用いられる植物由来原料の例として今回学んだものは、以下の通りです。

・ヒハツ由来ピペリン類
・ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン
・パイナップル由来グルコシルセラミド

各成分に特徴があり、機能性表示食品には機能性も記載されています。自身に必要な機能性を確認して植物由来原料を取り入れることもおすすめです。

食品編|身近な食品で植物由来原料を取り入れて

勉強会では、ヒハツエキス配合のタブレットや、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン配合の菓子も試食しました。これほど身近な形で植物由来原料を取り入れられることには驚きです。菓子のほかには、清涼飲料水やエナジードリンクに植物由来原料が配合されている例もあります。

植物由来原料や植物エキスというと、サプリメントなどをイメージする方も多いのではないでしょうか。しかし特別なことをしなくても、食品選びを工夫するだけで手軽に取り入れられることがわかりました。


会場には植物エキスの展示のほかに、専門機器を使った毛細血管の観察コーナーもありました。指定された場所に指を入れると、毛細血管の状態がモニターで確認できます。

血管がモヤモヤとしているようだと“ゴースト血管”の状態だそう。“ゴースト血管”とは、血液が流れず毛細血管が消えてしまう状態のこと。機器を通して自身の血管を確認できるのは、興味深い体験でした。

化粧品や食品を活用しながら、ぜひ生活に取り入れたい植物由来原料。ぜひ自然のめぐみを活用して、美しく健やかに過ごしていきたいですね!

※取材・文/Akari(美容との向き合い方を考えることが大好きな、哲学科卒のコスメライター。自分をいたわると心の余裕が生まれ、周囲にも優しくなれることへの感動から美容に興味を抱く。美容Webサイトなどで、コラムや広告記事を執筆中)


コスメのことがもっと知りたい!

無料で何度でもチャレンジできる「日本化粧品検定3級」に挑戦してみませんか?
合格者には合格証書(PDF)をお届けします。

日本化粧品検定3級

関連記事はこちら

記事一覧へ