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植物由来フラーレンの働きとは? ビタミンC60バイオリサーチ発表会【PR】

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TERACOYA 編集部

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皆さんは「フラーレン」という言葉をご存じですか? フラーレンとは化粧品に配合されている成分で、年齢による肌悩みを持つ方や美容意識の高い方を中心に人気があります。フラーレンについて知る機会として、原料メーカーであるビタミン C60 バイオリサーチによる植物由来フラーレン勉強会が開催されました。勉強会で得たフラーレンに関する知識をご紹介します。

目次

皆さんは「フラーレン」という言葉をご存じですか? フラーレンとは化粧品に配合されている成分で、年齢による肌悩みを持つ方や美容意識の高い方を中心に人気があります。フラーレンについて知る機会として、原料メーカーであるビタミンC60バイオリサーチ株式会社による勉強会が開催されました。勉強会で得たフラーレンに関する知識をご紹介します。

フラーレンとは?

フラーレンとは、炭素でできた化粧品成分です。原料は炭素の塊で、ダイヤモンドや鉛筆の芯などに使われるグラファイト(黒鉛)もその仲間です。フラーレンの分子構造は炭素60個がサッカーボールのように固まった形をしていて、他の分子構造と比較して特徴的だったことから、発見者はノーベル化学賞を受賞しました。

ビタミンC60バイオリサーチは、このフラーレンの抗酸化力が高いという化学的性質に着目し、化粧品原料として展開。目的とする美容効果や処方に合わせて選べるように、年々製品ラインナップを増やし現在は6種類のフラーレン化粧品原料を取り揃えています。

化粧品原料としてのフラーレンの魅力

フラーレンの抗酸化物質としての主な特徴は、以下の3つです。

■抗酸化力…ビタミンCと比較すると250倍以上の抗酸化力を持つ(銅イオン還元法での比較による)
■安定力…紫外線を照射しても抗酸化力が安定している
■持続力…フラーレンの働きは長時間にわたって持続することが判明している

ビタミンC60バイオリサーチでは、美白(シミ抑制)、抗シワ、保湿・肌荒れ改善、たるみ改善、ニキビケア、目立つ毛穴の改善、赤み抑制などの効果を確かめるべく臨床試験を重ね、化粧品原料としてのエビデンスを追求しているそう。

SDGsにつながる植物由来フラーレン

ビタミンC60バイオリサーチのフラーレンは、SDGsへの取り組みもされた化粧品原料です。

元々、フラーレンは化石資源をもとにした炭素棒を原料としていましたが、化石資源の枯渇が懸念されていました。そんな中、同社は宮崎県で適切に管理された森林資源を利用し、スギの木のペレット(固形燃料)を使って炭素棒を開発。見事、植物由来フラーレンを開発することに成功!

さらに、木質ペレットを燃やして炭素棒をつくる工程で水力発電を使用する、原料として提供する際の容器もまた、キャップ付きアルミパウチに変更することで廃棄物量を8~9割削減するなど、地球環境への配慮にも取り組んでいます。

ロゴマークがビタミンC60バイオリサーチのフラーレンの証

ビタミンC60バイオリサーチのフラーレン原料を、規定値以上配合した製品にはロゴマークをつけることができます(任意のためついていない場合もあります)。ロゴマークが付与される原料は以下の6種類。

ラジカルスポンジN(R.S./水溶性フラーレン) 
「ビタミンC60バイオリサーチ」が最初に発売したフラーレンで採用実績No.1。水溶性であらゆる製品へ容易に配合可能

リポフラーレンN(L.S./油溶性フラーレン)
2020年4月に世界初の100%植物由来フラーレンとして登場。「オイルリッチ」な製品に最適

ヴェールフラーレンN(V.F./パウダー状フラーレン)
肌の外側で抗酸化力を発揮する100%植物由来の粉末原料。ルースパウダーなどメイクアップ製品に配合することでスキンケア効果をプラス

モイストフラーレンN(M.F./リポソーム化用フラーレン)
100%植物由来のペースト状原料。高い保湿力で肌なじみのよい浸透型フラーレン

サンガードフラーレンN(S.F./サンケア専用フラーレン)
日焼け止めに最適な植物由来フラーレン。フラーレンの抗酸化能でサンケア製品を差別化できる

ヘアシャイニーフラーレンN(H.F./ヘアケア専用フラーレン)
ヘアケアに最適な植物由来フラーレン。髪の「保護と補修」のダブル効果が期待できる

これらは2021年2月よりすべて植物由来フラーレンに切り替わりました。さらに、マークを見るだけで、どんな種類のフラーレン原料が使われているかもわかります。


公式サイト「フラーレン美ラボ」や公式SNSでの情報発信もされていますので、併せてチェックしてみてくださいね。

取材・文/JCLA MAGAZINE編集部

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