化粧品業界・美容業界を目指す学生にとって、正しい化粧品の知識を身につけていることは、就活で有利に働きます。
履歴書の資格欄に記載でき、自己PR、面接などさまざまなシーンで企業担当者の目を引くきっかけになります。
全国で137校*以上に広がる
導入校ネットワーク
*2022年1月時点
化粧品業界・美容業界はもちろん、出版業界・製薬業界・マスコミ業界と多岐に渡って活かせる日本化粧品検定の知識。
就活対策にもなる日本化粧品検定をカリキュラムの一環として導入する学校は年々増加しています。
日本化粧品検定の授業での活用法や就活での活かし方などの活用実例をご紹介します。
先生に
聞きました
埼玉県理容美容専門学校
中川一江先生
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導入理由国家資格の取得に役立つ
当校としては国家資格の取得がメインであるため、基本的には他検定の取得は推奨していませんが、講師が検定の内容を把握するために受験したところ、美容師国家資格の【理容・美容保健】と【香粧品科学】の勉強に大変役立つと思い導入に至りました。
さらに、国家試験対策の中で1級の学習ができ、在学中に最上位資格を目指せることもポイントでした。せっかくなら、卒業前に1級資格を持たせて生徒を送り出したいと考えています。
イラストつきの可愛いテキストで集中力に変化
【香粧品化学】は内容の難しさに加え、テキスト自体が硬い印象のため、授業に集中させることが難しく苦労していました。日本化粧品検定公式テキストは可愛らしくて見やすいため、生徒の学習姿勢が変わりました。化学に対する苦手意識を払拭できたことで教えるのが楽になりました。
また、美容師国家試験の教科導入や試験前の復習として検定を活用することで、生徒のモチベーションが大きく上がりました。日本化粧品検定に合格した生徒は香粧品の理解度がとても高いです。就職後もこの知識が大いに役立つと思います。
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先生に
聞きました
北海道理容美容専門学校
美容科・理容科・通信科
小崎由希子先生
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導入理由将来を見据えて総合的な美容知識を
当校では髪を切るだけではなく、美容の知識をもった美容家として育成したいと思っています。そのため、国家試験に合格することをゴールにはしていません。
さらに昨今は美容室でも自社の商品開発(シャンプーやスタイリング剤)をしているところが増えています。そのため、美容師は技術力だけではなく、総合的な美容や化学を学ぶ必要もあると考え、日本化粧品検定の導入を決めました。試験はとても難しく、企業側からの評価が高いため、資格取得が生徒の就職活動の後押しにもなっていると思います。
楽しい検定公式テキストで学習効率アップ!
日本化粧品検定は、1年生後期で学ぶ【理容・美容保健】が2級の範囲となっています。そのため、1年生で2級の内容を併用して学習することで、知識の強化を図っています。さらに2年生で学ぶ【香粧品化学】【美容技術理論】は教科書の内容が難しく、硬い表現が多いため苦手な学生が多い分野です。これは検定の1級に重なる分野があるため、検定公式テキストを併用することで理解度が高まっています。このように検定公式テキストを上手く利用して美容師国家試験の学習効率を上げ、卒業までに日本化粧品検定1級を取得させて送り出すようにしています。
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生徒に
聞きました
姫路ハーベスト医療福祉専門学校(2022年3月31日卒)
登録販売者
寺岡 真裕香さん
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受験理由学校の先生に取得を勧められ、就職活動にも役立つと思った
医療系の学校ではありましたがビューティーの授業があり、日本化粧品検定の受験を勧められたことがきっかけです。就職活動に役立つと考えたのもひとつの動機です。
私はドラッグストアを中心に就職活動を行いましたが、特に化粧品担当として働きたいという希望があったので、面接では日本化粧品検定2級を所有していること、1級の取得も目指すことを伝えました。その結果、希望通りの職に就職が決まったので、この資格が役立ったと感じています。
取得後の変化正しい知識を身につけたことで、正しいスキンケアができるように
2級では皮膚や肌についてしっかりと勉強するので、肌トラブルの原因を考えやすくなりました。例えば乾燥している時は、肌のターンオーバーが乱れてないか、洗浄力の高いクレンジングを使っていないか、熱すぎるお湯で洗顔して肌の皮脂などが流されていないか、などいくつか原因を考えて、その原因を特定して対処が出来るようになりました。
また、化粧品を選択する際も、1級で学んだ化粧品成分と成分表示の知識を生かしながら、自分の本当に欲しいものを選べるようになりました。
就職して接客する際にも、お悩みの原因を把握して日本化粧品検定で学んだ知識をもとにお客様に喜んでいただけるようアドバイス出来ればと思っています。
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