流行りのジェンダーレスコスメで自分らしい美しさを引き立てて
2022.10.27:JCLA美容通信
最近よく聞く「ジェンダーレス」や「ジェンダーフリー」のコスメ。気になっているけど、何が違うのかわからないという声をよく聞くので、少しだけ深掘りしてお届けします。

2015年に採択されたSDGsには2030年を目指して達成しようという17の目標があり、そのひとつに「ジェンダー平等を実現」があります。そこから、よく「ジェンダーレス」(男女の区別がないこと。男女の区別をなくそうという考え方)、「ジェンダーフリー」(誰もが平等に公平に行動できるようにしようという考え方)という言葉がピックアップされるようになりました。
一方、コスメ(化粧品)と言うと歴史的背景から見ても女性をターゲットにしたものがベースにあります。2000年頃から少しずつ男性用スキンケア・コスメを新たに確立するブランドが増えてきました。そこから時代が進み、今では女性でも男性でも、誰でも使える化粧品=ジェンダーレスコスメという新たな分野が開拓されたことが大まかな流れになります。もちろんこの流れはSDGsから来ているのも間違いありませんが、トレンドとして大きなものになっているのは他にも理由があります。
※集計単位:出現件数比率(2017年度または初出現年度を100として指数化)
※集計範囲:スキンケア、UVケア、ベースメイク、メイクアップ、ヘアケア、ボディケア、香水、美容グッズ、サプリメント・フード、日用品、その他
※集計期間:各年とも前年11月1日~当年4月30日
※集計条件:購入品によるクチコミ
特筆すべきは美意識の高まり。まず、トレンドに対するアンテナの高いZ世代はSNSや写真加工などが日常的にあることから、男女問わず自分の顔に対する美意識が高い傾向があります。次に、今まであまり美意識がそこまで高くなかった上の世代の男性もコロナ禍のリモートワークにより、自分の顔を画面で見る機会が増え、美意識が高まったのも事実。そしておしゃれ感度の高い人たちもファッションだけでなく、スキンケアに投資し始めた、というのもコロナを経て変わったところでもあります。全体的に美意識が高まっているのが今! だからこそ人としての魅力を輝かせてくれるジェンダーレスコスメが大HITしている、と言っても過言ではありません。
では、「今までのコスメとは何が違うの?」と言うと、ズバリ“素の自分を引き立てるもの”がメイン。美容のトレンドでもある“自前っぽさ”が大前提にあります。身だしなみとしてマイナスをゼロにするだけでなく、+αで素敵さを纏えるからこそ、どんな人でも手に取りやすく、使いやすい。そして時代を体現するようなコスメだからこそ、使うだけでトレンド感が出る、という敏腕さ。

今回はメイクアイテムに厳選して、自分らしい美しさを引き立ててくれるジェンダーレスコスメをご紹介します…
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